我が子を預ける大事な保育園探しをスタートさせようとしている皆様。
保育園の選び方ってどんなことを優先順位において決めれば良いのか、悩みますよね。
自宅からの距離やどこにポイントをあてて、考えていくべきか…。
そこで今回は、保育園選び方のポイントは何なのか?
優先順位の決め方や理想の距離を、保育士経験10年以上のぴょんすけが紹介していきます!
保育園選び方の優先順位は?
保育園選びの優先順位は、保護者が何を一番に大切に思うかが重要になります。
まずは何を希望するのか、箇条書きで良いので書き出してみることをオススメします。
例えば、「身体をたくさん使って遊んで欲しいから園庭があるところが良い」
「自宅から徒歩15分以内の場所がいい」
などと思うこと全て書き出します。
書き出した中から、「これは絶対に外せない!」
というものに丸をつけていきましょう!
外せないものが見つかれば、あとはその希望が当てはまる保育園を探すだけです。
希望を全て叶えてくれる保育園はなかなかないかもしれませんが、希望に近い保育園は必ずあります!
大切なお子さんのためにも理想の保育園を見つけていきましょう!!
保護者が保育園選びで優先しているものをいくつか記載しておきますね。
- 園庭がある
- 保育園全体の清潔感がある
- 保育園全体の雰囲気が良い
- 保育園の築年数が浅い
- 自宅からの距離が近い
- 保護者参加の行事が多い(少ない)
保育園選びのポイントは?
保育園選びのポイントはいくつかあります。
このポイントを押さえておくと、保育園選びが断然にスムーズにいきます!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
- 保育園見学の対応を行なっているか
- 実際に通える距離かを確認する
- 保育料金はどれくらいか
- 保育園の方針はどのようなものか
- 子どもの数はどれくらいいるのか
保育園選び方のポイント①保育園見学の対応を行なっているか
まず保育園選びを始めると、その保育園を見てみたいと思うのは当たり前ですよね。
ほとんどの保育園は保育園見学の対応を行なっており、気軽に園内の様子を見る機会があります。
保育園によって直接電話で保育園見学の予約ができるところもあれば、ホームページから予約サイトを通して保育園見学の予約ができるところと様々です。
気になる保育園が見つかったら、まずはホームページを見てみましょう!
保育園の見学について詳細が書いていなくても、電話をすれば見学対応をしてくれるところもありますので、一度連絡してみるのも良いかもしれません。
保育園見学の電話をする際に失敗しない方法も紹介しています。
良ければ合わせてご覧ください。
保育園選び方のポイント②実際に通える距離かを確認する
やはり距離は大事です。
実際に仕事をスタートすることを想定し自宅から保育園、保育園から駅まで等どれくらいかかるのか、散歩がてら保育園の前まで行くのも良いかもしれません。
「今までは9時出勤だったけど、この距離で預けることを考えたら9時半出勤に変更した方が良いかも」
などと仕事復帰した時の目安になり、会社との復帰面談の際にも相談しやすくなるかもしれません。
保育園選び方のポイント③保育料金はどれくらいか
知っていますか?
保育園には認可保育園、認可外保育園と様々な形態があるんです。
ご両親の収入で保育料が決まるところもあれば、預ける時間や日数によって金額が変わるところ、年齢よって定額料金が変わるところと保育料金も様々。
その保育園がどのような形態の保育園なのか、保育料金はどのように決まるのか、確認しておきましょう。
ところによっては入園金や給食費、おやつ代などが別で発生することもありますので、その点も確認しておきたいところです。
保育園選び方のポイント④保育園の方針はどのようなものか
子どもを大切にお預かりし、保護者と一緒になって子育てのサポートをするのは保育園の基本です。
いろんな保育園がある中で、何に違いがあるのかというのはこの保育園の方針です。
保育園の方針は保育士たちの基準にもなっているんですよ。
保育士たちにとっても大切なものです。
それに沿った保育をするように日々心がけているので、保育の活動や子どもたちとの関わりなどにも表れてきます。
例えば、「自立した子どもを目指します」
という方針を立てている保育園だと、着替えや食事場面など、まずは子どもたちの様子を見守り、自立しようという気持ちを促したり尊重したりします。
その中で、手助けが必要な時にはサポートしながら、また自立できるように見守っていきます。
すぐに手助けをするという保育はあまりしないのかな、ということがなんとなくわかりますね。
「挨拶のできる子を育てます」
という保育園では、挨拶が出る場面では必ず挨拶をするように促します。
いただきます、ごちそうさま、おはようございます、さようなら、基本的な挨拶からコミュニケーションをとっていき、場面に合った挨拶ができるようにしていく。
0歳児の時からそのような関わりや声がけをしていくので、自然と挨拶をする習慣が身につきそうです。
保育園の方針を徹底的に行なっている保育園もあれば、まだそれが浸透していない保育園もあったりと様々なのですが、それを基準に保育することはどの保育園も同じです。
どのような子に育って欲しいか、想像しながらお子さんに合った保育園を探すことも重要ですね。
保育園選び方のポイント⑤子どもの数はどれくらいいるのか
0〜2歳までの小規模保育園もあれば、100人規模の大きな保育園もあったりと様々です。
「小さいうちは少人数でじっくり関わってもらいたい」
ということであれば、クラスの人数が少ない保育園を希望するのも良いかもしれません。
0歳児3人につき保育士は1人、だったりと各年齢ごとに保育士の配置基準は決まっています。
子どもの人数が多ければ多いほど、保育士は配置されますが、1人でも大変な0歳児の赤ちゃんが同じ部屋に何人もいるとなると、それだけで大変な状況になるのは想像つきますよね。
泣くタイミングもお腹が空くタイミングもバラバラな赤ちゃんたち。
1対1の時間が取れない現状があったりします…。
例えば0歳児が3人だけの保育園だと、保育士1人の配置になりますが現状難しいので、非常勤の先生が入ることがあります。
1対1とはいきませんが、対応できることは大きく、赤ちゃんたちもゆったり過ごせる時間が多くなりそうです。
どの保育園も職員の人数が増えて、子ども一人ひとりのサポートをもっと細かくできたら良いんですけどね…。
国の基準が変わるなど、早く対策がなされることを願うばかりです。
保育園理想の距離は?
やはり保育園選びの中で一番重要視されるのが距離です。
保育園見学に来た保護者の皆様は自宅からの近さを一番に考えていましたね。
「毎日の通園が辛くて転園してきた」
という方も中にはいるくらい、距離は重要なんです。
理想の距離を考えた際、頭に浮かぶポイントを書き出してみました。
- 通園手段は何か(自転車、徒歩、車?)
- 悪天候の日は通園時間にどれくらいかかるのか
- 登降園時の荷物の量はどれくらいなのか
通園手段は何か(自転車、徒歩、車?)
まずは通園手段は何かを考えましょう。
例えば、会社は一つ隣りの駅なので自宅最寄駅から電車に乗って通勤したい。
駅には駐輪場がないから自転車でなく、徒歩で保育園に送ってから駅に向かうだろう。
実際、仕事復帰した時にどのような手段で通園するかを考えておくことで保育園の距離を考えることができます。
もし、ベビーカーを押して徒歩で通うことを考えているようでしたら、希望の保育園にベビーカー置き場があるかということも確認しておきましょう!
スペースがなくてベビーカーが置けず、自宅に持ち帰ってもらったり、抱っこ紐での抱っこ登園をお願いしている保育園もあります。
悪天候の日は通園時間にどれくらいかかるのか
毎日晴れている、なんてことは絶対にありません。
雨の日や雪の日だってありますし、そんな日でも仕事は休めませんよね。
普段自転車で通園することを考えている人でも、悪天候となれば徒歩に切り替えることも視野に入れなくてはなりません。
自転車では5分のところでも、小さい子どもと一緒なら徒歩15分はかかります。
また、悪天候ともなるとトラブルは増えそうです…。
悪天候の日の通園時間も視野に入れた保育園選びをしないとですね。
登降園時の荷物の量はどれくらいなのか
保育園の荷物って割と多いですよね。
毎日の着替えやオムツ、週末には上履きや布団カバーなどを持ち帰る保育園もあるでしょう。
重い荷物を持ちながらの通園距離はなかなかハードです。
普段から荷物が少なければそこまで考える必要はないかもしれませんが、多いと大変なので頭の片隅くらいには置いておくといいかもしれません。
まとめ:保育園選び方優先順位は?
保育園選び方のポイントは何なのか?
優先順位の決め方や理想の距離を紹介してきました。
保育園の選び方のポイントはを5つほど、紹介しましたね。
- 保育園見学の対応を行なっているか
- 実際に通える距離かを確認する
- 保育料金はどれくらいか
- 保育園の方針はどのようなものか
- 子どもの数はどれくらいいるのか
今一度、ポイントを頭に入れ、保育園を選ぶときの基準にしてみてください。
0歳児クラスから5歳児クラスまで預けるとなると、計6年間。
この大切な6年間のほとんどを保育園で過ごすことになると思うと、やはり保育園の選び方には慎重になりますよね。
だからこそ、是非とも書き出してみてください。
自宅からの距離が優先なのか?
園庭がある保育園が優先なのか?
頭の中が整理され、優先順位がつけやすくなりますよ!
どうか、理想の保育園が見つかりますように。
他にも保育園何歳で入れるのか平均はどれくらいなのかや
保育園見学の電話で失敗しない方法の記事もあります!
よろしければ合わせご覧ください。
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